日高見市場を運営する「末永海産」
世界三大漁場のひとつ、三陸・金華山沖を有する宮城県・石巻市で先祖代々、漁師を営む家系から
1975年に納屋を間借りし、「末永商店」としてわかめ事業から始まりました。
(1986年 末永海産株式会社設立)
わかめ、牡蠣、昆布、など三陸・石巻の芳醇な海の恵みをスーパー等の業務用・量販店用に海産物原料を出荷し業績を伸ばしていました。
「2011年3月11日 東日本大震災」
甚大な被害に見舞われた石巻市。
海抜ゼロ地帯にある本社工場も被災。
数ヶ月間、浸水により工場が稼働できない状況の中、
社員3名で新たな出発をしました。
海産物の水揚げが激減し、漁師の数も減り、
これまでのように充分な海産原料が賄えない為
これまでの業務用・問屋向けの商材から
一般消費者向けの 新商品の開発、水産加工品製造を拡大して行き、
2015年。仙台駅構内に直営店をオープン。
震災後、地元石巻の企業が集まり、地元産品を古代の東北地方の呼び名を冠した統一ブランド「日高見の国」を設立。